クルマの税金&維持費解説書
86

86の燃費とガソリン代はいくら?【2023年版の計算結果】

トヨタ 86(ハチロク, 2WD)の燃費からガソリン代と維持費を計算してみました。86の場合、カタログ燃費が11.8〜12.8km/l、実燃費が8.3〜9.0km/lで、年間1万キロ走った場合のガソリン代が19.5万〜21.2万円になります。また、その場合の年間維持費は46.8万〜48.5万円になります。 (2023/01/17更新)

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目次
1. 86の燃費
  • 86の燃費はどれくらい?
2. 86のガソリン代
  • 86の燃費と、年間1万キロ走った時のガソリン代は?
3. 86の維持費
  • 86の維持費にはどんな費用がある?
4. 86の自動車税額
  • 自動車税額の計算方法は?
  • 86の自動車税はいくら?
  • 86の自動車税のグリーン化特例減税は?
5. 86の自動車重量税
  • 重量税の計算方法は?
  • 86の重量税はいくら?
  • 86のエコカー減税は?
6. 86の自動車税と重量税の合計
  • 86の自動車税と重量税の合計は?
7. 86の保険代
  • 86の自賠責保険代と任意保険代はいくら?
8. 86の車検費用
  • 86の車検でかかる車検基本料と印紙代はいくら?
9. 駐車場の費用
  • 86の駐車場を借りる場合は年間いくらかかる?
10. 86の年間維持費
  • 86の自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場代を合計した年間維持費はいくら?
11. まとめ

今回は86の燃費をもとにガソリン代と維持費を計算してみました。

なお、他の車種と比較すると86の燃費は全車種の燃費ランキングで230位、セダンの燃費ランキングで41位、スポーツ車の燃費ランキングで18位、ガソリン車の燃費ランキングで139位となっています。

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86の燃費

86の燃費はグレードによって11.8km/l・12.4km/l・12.8km/lとなります。

ただしこれはカタログ燃費で、実燃費は走り方や荷物の量などで変わってきます。

86の実際の燃費を調べるとそれぞれ8.3km/l・8.7km/l・9.0km/l程度になります。

86のガソリン代

ガソリン代は、リッター175円(ハイオク)で1年で1万キロ走った場合で計算します。

86の実燃費は約8.3km/l・8.7km/l・9.0km/lなので、リッター175円で1万キロ走るとガソリン代はこのようになります。

カタログ燃費11.8km/lの場合: 走行距離 1万km ÷ 実燃費 8.3km/l × ガソリン価格 175円/l = 21.2万円
カタログ燃費12.4km/lの場合: 走行距離 1万km ÷ 実燃費 8.7km/l × ガソリン価格 175円/l = 20.2万円
カタログ燃費12.8km/lの場合: 走行距離 1万km ÷ 実燃費 9.0km/l × ガソリン価格 175円/l = 19.5万円
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86の維持費

ガソリン代に加えて税金・保険・車検・駐車場代などを加えた86の維持費も計算してみます。

86の自動車税額

自動車税の金額は排気量ごとに決まっていて、2023年度の自動車税額はこのようになっています。

排気量 自動車税額
660cc以下 10,800円
1000cc以下 25,000円
1000cc〜1500cc 30,500円
1500cc〜2000cc 36,000円
2000cc〜2500cc 43,500円
2500cc〜3000cc 50,000円
3000cc〜3500cc 57,000円
3500cc〜4000cc 65,500円
4000cc〜4500cc 75,500円
4500cc〜6000cc 87,000円
6000ccより大きい 110,000円

86の排気量は2000ccなので、その場合の自動車税の金額は3.6万円になります。

詳しくは2000ccの車の税金の計算の記事をご覧ください。

なお、86の自動車税は全車種の自動車税ランキングで141位、セダンの自動車税ランキングで15位、スポーツ車の自動車税ランキングで8位、ガソリン車の自動車税ランキングで89位となっています。

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86の自動車重量税

自動車の税金は自動車税以外に自動車重量税もあります。

自動車重量税は車両重量ごとに決まっていて、0.5トンごとに4,100円ずつ増えていきます。

ただし、2026年4月30日までに燃費基準をクリアしているエコカー減税対象車を新車登録した場合は0.5トンごとの税額が2,500円になります。

86はエコカー減税対象外で車両重量が1210〜1270kgなので、車両重量税は1年あたり1.23万円になります。

なお、86の重量税は全車種の重量税ランキングで187位、セダンの重量税ランキングで30位、スポーツ車の重量税ランキングで10位、ガソリン車の重量税ランキングで96位となっています。

13年目以降の自動車重量税

エコカーではない場合は新車購入時からの年数が13年、18年を超えると自動車重量税が高くなってしまいます。

税額は13年以上18年未満の場合は0.5トンあたり5,700円に、18年以上の場合は6,300円になります。

86の場合は13年以上18年未満で1.71万円に、18年以上で1.89万円になります。

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86の自動車税と重量税の合計

86の自動車税と重量税を年数ごとにまとめるとこうなります。

  自動車税 重量税 合計
初年度〜13年目 36,000円 12,300円 48,300円
14〜18年目 36,000円 17,100円 53,100円
19年目〜 36,000円 18,900円 54,900円
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86の保険代

税金に続いて保険の費用も計算してみます。

保険には加入が必須となる自賠責保険と、種類を自分で選べる任意保険があります。

自賠責保険については新車購入時に3年分39,120円を、車検の度に2年分27,840円をまとめて払います。

1年あたりにすると1〜3年目は13,040円、4年目以降は 13,920円となります。

任意保険については年齢制限や保障内容などにもよるのですが、平均的には年間約6.5万円ほどとなっています。

86の車検費用

税金・保険に続いて車検費用も計算してみます。

車検については検査手数料の印紙代が1800円かかります。

あとは車検基本料がかかるのですが、この費用はディーラーや車検業者など、どこに頼むかによって結構変わってきます。

平均的には4万円程度なので、今回は車検基本料は4万円として計算してみます。

合計すると車検費用は

検査手数料 1800円 + 車検基本料 4万円 = 4.18万円

となります。

車検は2年に1回なので、年間のコストとしては半分の2.09万円となります。

また、当たり前ですが新車購入時は車検は不要なので、車検費用がかかるのは4年目以降になります。

車検について詳しく知りたい方は86の車検代の記事もご覧ください。

駐車場の費用

駐車場を借りている場合などは駐車場の賃料もかかってきます。

月極駐車場の賃料の全国平均は8000円なので、年間だと

8000円 x (12ヶ月 + 更新料 1ヶ月)= 10.4万円

となります。

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86の年間維持費

これまで計算した自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場の費用を足すと86のグレード毎の年間の維持費が計算できます。

なお、ここでは車の買い替えの多い3回目の車検前までの7年間車を保有した場合の1年あたりの維持費を計算しています。

燃費12.8km/lの86の年間維持費

自動車税 3.6万円+重量税 1.23万円+自賠責保険 1.35万円+任意保険 6.5万円+車検費用 1.19万円+ガソリン代 19.5万円+駐車場代 10.4万円 = 43.8万円

燃費12.4km/lの86の年間維持費

自動車税 3.6万円+重量税 1.23万円+自賠責保険 1.35万円+任意保険 6.5万円+車検費用 1.19万円+ガソリン代 20.2万円+駐車場代 10.4万円 = 44.4万円

燃費11.8km/lの86の年間維持費

自動車税 3.6万円+重量税 1.23万円+自賠責保険 1.35万円+任意保険 6.5万円+車検費用 1.19万円+ガソリン代 21.2万円+駐車場代 10.4万円 = 45.5万円

まとめ

今回は86にかかる燃費&ガソリン代を計算してみました。

燃費ランキングでの順位については、86の燃費は全車種の燃費ランキングで230位、セダンの燃費ランキングで41位、スポーツ車の燃費ランキングで18位、ガソリン車の燃費ランキングで139位となっています。

また、

の計算の記事もありますのでそちらもどうぞ。

このサイトでは注目の車種の燃費や維持費などの記事を書いたりしているので、この記事が少しでも役に立ったらTwitterもフォローしていただけると嬉しいです。

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