3700ccの自動車税＆重量税はいくら？【2024年版の税金計算】

3700ccの場合の車の自動車税と自動車重量税がいくらになるか令和6年度の税制で計算して、さらに年間維持費や車検代も計算してみました。たとえばフーガの場合は自動車税が6.55万円、重量税が1.64万円になります。また、年間維持費は30.7万円で車検代は10.2万円となりました。 (2024/05/30更新)

目次

1. 3700ccの場合の自動車税

• 自動車税額の計算方法は？
• 3700ccの車の自動車税はいくら？
• 3700ccの自動車税のエコカー減税は？

2. 3700ccの場合の自動車重量税

• 自動車重量税の計算方法は？
• 3700ccの車の重量税はいくら？
• 3700ccの重量税のエコカー減税は？
• フーガ、スカイライン クロスオーバー、フェアレディＺの重量税は？

3. 3700ccの人気車種の自動車税と重量税の合計額

• フーガ、スカイライン クロスオーバー、フェアレディＺの自動車税と重量税の合計は？

4. 3700ccの車検費用

• 車検でかかる車検基本料と印紙代はいくら？

5. 車の保険代

• 自賠責保険代と任意保険代はいくら？

6. 3700ccの燃費とガソリン代

• 3700ccの人気車種3台の燃費はどれくらい？
• 年間1万キロ走った時のガソリン代は？

7. 駐車場の費用

• 駐車場を借りる場合は年間いくらかかる？

8. 3700ccの車の年間維持費

• 自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場代を合計した年間維持費はいくら？
• 人気のフーガ、スカイライン クロスオーバー、フェアレディＺの年間維持費は？

9. 3700cc前後の車種ごとの税金＆維持費

• トヨタ、日産、ホンダの3700cc前後の車種の税金は？

10. まとめ

3700ccの場合の自動車税

自動車税の金額は基本的に排気量ごとに決まります。

排気量毎の税額は以下のようになっています。

上の表に照らし合わせると3700ccの場合の自動車税は65,500円になります。

自動車税のエコカー減税

ただし、2026年3月31日までに新車のエコカーを購入した場合は、エコカー減税が効いて購入の翌年の自動車税が安くなります。

その場合免税なら0円ですし、75%減税なら16,500円、50%減税なら33,000円になります。

自動車税の支払い方法

自動車税は毎年納税通知書が届くので５月末までに支払います。

3700ccの場合の自動車重量税

自動車の税金は自動車税以外に自動車重量税もあります。

自動車重量税は車両重量ごとに決まっていて、0.5トンごとに4,100円ずつ増えていきます。

3700ccだと車両重量は1〜2.5トンくらいになるかと思うので、重量ごとの税額はこうなります。

自動車重量税のエコカー減税

2026年4月30日までに新車登録をしたエコカーの場合はエコカー減税が効いて重量税が安くなります。

まず、エコカーの場合は0.5トンごとの税額が4,100円ではなく2,500円になります。

さらにエコカー減税で購入時に支払う3年分の自動車重量税が安くなります。

減税は、免税・75%減税・50%減税・25%減税の4パターンがあって、それぞれの1年あたりの税額は以下のようになります。

なお、購入時に免税となった場合は初回の車検が2026年4月30日までなら、その時に支払う2年分の自動車重量税が免税になります。

古い車の自動車重量税

エコカー減税が効かない場合は新車購入時からの年数が13年、18年を超えると自動車重量税が高くなってしまいます。

それぞれの税額は以下の通りです。

3700ccの車種ごとの重量税

フーガなどの3700ccの主要な3車種の重量、重量税、エコカー減税はこのようになります。

自動車重量税の支払い方法

自動車重量税は車検時に2年または3年ぶんまとめて支払うことになります。

3700ccの人気車種の自動車税と重量税の合計額

次は人気のある3700ccの車の自動車税と重量税の合計額がどのようになるか計算してみます。

今回はフーガ、スカイライン クロスオーバー、フェアレディＺの場合の年数ごとの税額を計算してみました。

フーガの自動車税と重量税

スカイライン クロスオーバーの自動車税と重量税

フェアレディＺの自動車税と重量税

3700ccの車検費用

税金に続いて3700cc場合の１年あたりの車検費用も計算してみます。

車検については検査手数料の印紙代が1800円かかります。

あとは車検基本料がかかるのですが、この費用はディーラーや車検業者など、どこに頼むかによって結構変わってきます。

平均的には4万円程度なので、今回は車検基本料は4万円として計算してみます。

車検は２年ごとなので、この場合の年間の車検費用の負担は

（検査手数料印紙代 1800円 ＋ 4万円） ÷ 2 ＝ 2.09万円

となります。

車検について詳しく知りたい方は3700ccの車検代の記事もご覧ください。

車の保険代

車を持っていると保険の費用もかかります。

保険には加入が必須となる自賠責保険と、種類を自分で選べる任意保険があります。

自賠責保険については車検時に2年分まとめて払うのですが、１年あたりの費用は1.39万円となります。

任意保険については年齢制限や保障内容などにもよるのですが、平均的には年間約6.5万円ほどとなっています。

3700ccの燃費とガソリン代

ガソリン代はハイオクがリッター185円で年間1万キロ走った場合で計算してみます。

3700ccの車の燃費とガソリン代はこのようになります。

駐車場の費用

駐車場を借りている場合などは駐車場の賃料もかかってきます。

月極駐車場の賃料の全国平均は8000円なので、年間だと

8000円 x （12ヶ月 ＋ 更新料 1ヶ月）＝ 10.4万円

となります。

3700ccの車の年間維持費

これまで計算した自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場の費用を足すと3700ccの車の年間の維持費が計算できます。

車の平均保有年数の８年間の平均額でフーガ、スカイライン クロスオーバー、フェアレディＺの年間維持費を計算するとこのようになります。

フーガの維持費は年間49.9万円

スカイライン クロスオーバーの維持費は年間51.9万円

フェアレディＺの維持費は年間56.3万円

3700cc前後の車種ごとの税金＆維持費

3700cc前後の主な車種の自動車税・重量税・維持費・車検代もそれぞれ計算してみました。よろしければこちらもご覧ください。

トヨタの主な車種の場合

アルファード、クラウン、ヴェルファイア

日産の主な車種の場合

シーマ、エルグランド、フェアレディＺ、フーガ、ＧＴ-Ｒ

ホンダの主な車種の場合

レジェンド、ＮＳＸ

まとめ

今回は3700ccの自動車税や重量税、維持費、車検代を計算してみました。

また、3700ccの燃費の記事、3700ccの維持費の記事、3700ccの車検代の記事もありますので、よろしければそちらもご覧ください。