クルマの税金&維持費解説書
シャトル

シャトル 2WD&4WDの燃費とガソリン代はいくら?【2024年版の計算結果】

ホンダ シャトル(SHUTTLE, 2WD&4WD)の燃費からガソリン代と維持費を計算してみました。シャトルの場合、2WDの標準グレードでカタログ燃費が21.8km/l、実燃費が15.3km/lで、年間1万キロ走った場合のガソリン代が11.5万円になります。また、4WDの場合はカタログ燃費が19.4km/l、実燃費が13.6km/lで、ガソリン代は12.9万円になります。また、その場合の年間維持費は2WDで37.7万円、4WDで39.6万円になります。 (2024/05/30更新)

スポンサーリンク
目次
1. シャトルの燃費
  • シャトルの燃費はどれくらい?
2. シャトルのガソリン代
  • シャトルの燃費と、年間1万キロ走った時のガソリン代は?
3. シャトルの維持費
  • シャトルの維持費にはどんな費用がある?
4. シャトルの自動車税額
  • 自動車税額の計算方法は?
  • シャトルの自動車税はいくら?
  • シャトルの自動車税のグリーン化特例減税は?
5. シャトルの自動車重量税
  • 重量税の計算方法は?
  • シャトルの重量税はいくら?
  • シャトルのエコカー減税は?
6. シャトルの自動車税と重量税の合計
  • シャトルの自動車税と重量税の合計は?
7. シャトルの保険代
  • シャトルの自賠責保険代と任意保険代はいくら?
8. シャトルの車検費用
  • シャトルの車検でかかる車検基本料と印紙代はいくら?
9. 駐車場の費用
  • シャトルの駐車場を借りる場合は年間いくらかかる?
10. シャトルの年間維持費
  • シャトルの自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場代を合計した年間維持費はいくら?
11. まとめ

今回はシャトルの燃費をもとにガソリン代と維持費を計算してみました。

なお、他の車種と比較するとシャトルの燃費は全車種の燃費ランキングで144位、コンパクトカーの燃費ランキングで32位、ガソリン車の燃費ランキングで72位となっています。

シャトル4WDについてはシャトル4WDの燃費&ガソリン代を、ハイブリッドについてはシャトル ハイブリッドの燃費&ガソリン代を、ハイブリッド4WDについてはシャトル ハイブリッド4WDの燃費&ガソリン代を書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。

スポンサーリンク

シャトルの燃費

シャトルのグレード毎のカタログ燃費と実燃費はこのようになります。

グレード カタログ燃費 実燃費
2WD 21.8km/l 15.3km/l
4WD 19.4km/l 13.6km/l
ハイブリッド2WD 34.0km/l 23.8km/l
ハイブリッド4WD 27.6km/l 19.3km/l

なお、燃費は走り方や荷物の量などで変わってくるのでカタログ燃費と実燃費では違いが出ています。

シャトルのガソリン代

ガソリン代は、リッター175円(レギュラー)で1年で1万キロ走った場合で計算します。

シャトルのグレード毎の実燃費とガソリン代はこのようになります。

グレード 実燃費 ガソリン代
2WD 15.3km/l 11.5万円
4WD 13.6km/l 12.9万円
ハイブリッド2WD 23.8km/l 7.35万円
ハイブリッド4WD 19.3km/l 9.06万円
スポンサーリンク

シャトルの維持費

ガソリン代に加えて税金・保険・車検・駐車場代などを加えたシャトルの維持費も計算してみます。

シャトルの自動車税額

自動車税の金額は排気量ごとに決まっていて、2024年度の自動車税額はこのようになっています。

排気量 自動車税額
660cc以下 10,800円
1000cc以下 25,000円
1000cc〜1500cc 30,500円
1500cc〜2000cc 36,000円
2000cc〜2500cc 43,500円
2500cc〜3000cc 50,000円
3000cc〜3500cc 57,000円
3500cc〜4000cc 65,500円
4000cc〜4500cc 75,500円
4500cc〜6000cc 87,000円
6000ccより大きい 110,000円

シャトルの排気量は1500ccなので、その場合の自動車税の金額は3.05万円になります。

詳しくは1500ccの車の税金の計算の記事をご覧ください。

なお、シャトルの自動車税は全車種の自動車税ランキングで75位、コンパクトカーの自動車税ランキングで10位、ガソリン車の自動車税ランキングで55位となっています。

スポンサーリンク

シャトルの自動車重量税

自動車の税金は自動車税以外に自動車重量税もあります。

自動車重量税は車両重量ごとに決まっていて、0.5トンごとに4,100円ずつ増えていきます。

ただし、2026年4月30日までに燃費基準をクリアしているエコカー減税対象車を新車登録した場合は0.5トンごとの税額が2,500円になります。

さらにエコカー減税対象車なら購入時に支払う3年分の自動車重量税が減税になります。

重量税の減税額は燃費基準の達成度ごとに決まっていて、それぞれこのようになっています。

2030年燃費基準と重量税の減税額

燃費基準の達成度 重量税の減税
50%達成 なし
60%達成 なし
70%達成 25%
75%達成 25%
80%達成 50%
85%達成 50%
90%達成 免税
100%達成 免税
120%達成 免税

シャトルのグレードごとの燃費達成度と重量税の減税効果はこのようになります。

グレード 燃費基準 減税
2WD 50%達成 減税なし
4WD 未達成 減税なし
ハイブリッド2WD 85%達成 50%減税
ハイブリッド4WD 75%達成 25%減税

シャトルのグレードごとのエコカー減税の有無と重量税はこのようになります。

グレード エコカー減税 重量税
2WD あり 7500円
4WD なし 1.23万円
ハイブリッド2WD あり 7500円
ハイブリッド4WD あり 7500円

また、シャトルはエコカー減税対象グレードの場合は購入時に支払う3年目までの自動車重量税が減税になります。

グレードごとの3年目までの減税幅と重量税はこのようになります。

グレード 減税 重量税
2WD 減税なし 7500円
4WD 減税なし 1.23万円
ハイブリッド2WD 50%減税 3700円
ハイブリッド4WD 25%減税 5600円

なお、シャトルの重量税は全車種の重量税ランキングで117位、コンパクトカーの重量税ランキングで24位、ガソリン車の重量税ランキングで61位となっています。

13年目以降の自動車重量税

エコカーではない場合は新車購入時からの年数が13年、18年を超えると自動車重量税が高くなってしまいます。

税額は13年以上18年未満の場合は0.5トンあたり5,700円に、18年以上の場合は6,300円になります。

シャトルの場合は13年以上18年未満で1.71万円に、18年以上で1.89万円になります。

スポンサーリンク

シャトルの自動車税と重量税の合計

次はグレードごとに自動車税と重量税の合計額を見ていきます。

シャトル 2WDの自動車税と重量税

  自動車税 重量税 合計
初年度 30,500円 7,500円 38,000円
2年目 30,500円 7,500円 38,000円
3年目〜 30,500円 7,500円 38,000円

シャトル 4WDの自動車税と重量税

  自動車税 重量税 合計
初年度〜13年目 30,500円 12,300円 42,800円
14〜18年目 30,500円 17,100円 47,600円
19年目〜 30,500円 18,900円 49,400円

シャトル ハイブリッド2WDの自動車税と重量税

  自動車税 重量税 合計
初年度 30,500円 3,700円 34,200円
2年目 30,500円 3,700円 34,200円
3年目 30,500円 3,700円 34,200円
4年目〜 30,500円 7,500円 38,000円

シャトル ハイブリッド4WDの自動車税と重量税

  自動車税 重量税 合計
初年度 30,500円 5,600円 36,100円
2年目 30,500円 5,600円 36,100円
3年目 30,500円 5,600円 36,100円
4年目〜 30,500円 7,500円 38,000円
スポンサーリンク

シャトルの保険代

税金に続いて保険の費用も計算してみます。

保険には加入が必須となる自賠責保険と、種類を自分で選べる任意保険があります。

自賠責保険については新車購入時に3年分39,120円を、車検の度に2年分27,840円をまとめて払います。

1年あたりにすると1〜3年目は13,040円、4年目以降は 13,920円となります。

任意保険については年齢制限や保障内容などにもよるのですが、平均的には年間約6.5万円ほどとなっています。

シャトルの車検費用

税金・保険に続いて車検費用も計算してみます。

車検については検査手数料の印紙代が1800円かかります。

あとは車検基本料がかかるのですが、この費用はディーラーや車検業者など、どこに頼むかによって結構変わってきます。

平均的には4万円程度なので、今回は車検基本料は4万円として計算してみます。

合計すると車検費用は

検査手数料 1800円 + 車検基本料 4万円 = 4.18万円

となります。

車検は2年に1回なので、年間のコストとしては半分の2.09万円となります。

また、当たり前ですが新車購入時は車検は不要なので、車検費用がかかるのは4年目以降になります。

車検について詳しく知りたい方はシャトルの車検代の記事もご覧ください。

駐車場の費用

駐車場を借りている場合などは駐車場の賃料もかかってきます。

月極駐車場の賃料の全国平均は8000円なので、年間だと

8000円 x (12ヶ月 + 更新料 1ヶ月)= 10.4万円

となります。

スポンサーリンク

シャトルの年間維持費

これまで計算した自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場の費用を足すとシャトルの年間の維持費が計算できます。

車の買い替えの多い3回目の車検前までの7年間車を保有した場合の、グレードごとの1年あたりの維持費を計算するとこのようになります。

シャトル 2WDの維持費は年間34.7万円

内容 費用
自動車税 3.05万円
重量税 7500円
自賠責保険 1.35万円
任意保険 6.5万円
車検費用 1.19万円
ガソリン代 11.5万円
駐車場代 10.4万円
合計 34.7万円

シャトル 4WDの維持費は年間36.6万円

内容 費用
自動車税 3.05万円
重量税 1.23万円
自賠責保険 1.35万円
任意保険 6.5万円
車検費用 1.19万円
ガソリン代 12.9万円
駐車場代 10.4万円
合計 36.6万円

シャトル ハイブリッド2WDの維持費は年間30.4万円

内容 費用
自動車税 3.05万円
重量税 5871円
自賠責保険 1.35万円
任意保険 6.5万円
車検費用 1.19万円
ガソリン代 7.35万円
駐車場代 10.4万円
合計 30.4万円

シャトル ハイブリッド4WDの維持費は年間32.2万円

内容 費用
自動車税 3.05万円
重量税 6685円
自賠責保険 1.35万円
任意保険 6.5万円
車検費用 1.19万円
ガソリン代 9.06万円
駐車場代 10.4万円
合計 32.2万円

まとめ

今回はシャトルにかかる燃費&ガソリン代を計算してみました。

燃費ランキングでの順位については、シャトルの燃費は全車種の燃費ランキングで144位、コンパクトカーの燃費ランキングで32位、ガソリン車の燃費ランキングで72位となっています。

他に

の計算の記事も書いたので、よろしければそちらもご覧ください。

また、シャトルの各モデルの自動車税&重量税・維持費・車検代の記事もありますのでこちらもどうぞ。

シャトルの各モデルの自動車税&重量税
シャトルの各モデルの維持費
シャトルの各モデルの車検代

このサイトでは注目の車種の燃費や維持費などの記事を書いたりしているので、この記事が少しでも役に立ったらTwitterもフォローしていただけると嬉しいです。

スポンサーリンク